| “一期一絵” 最初に見られてどう思われたでしょうか? そうです本来は、“一期一会”という四字熟語でありますが、“会”を“絵”にした造語で意味合いはほとんど変わらないと考えていただけたらと思います。一枚の絵との出会いが、大袈裟かもしれませんが人の心の深層に大きな衝撃をもって転帰を与えることがあると思うからです。
絵の持つ力
数年前に、藁葺き屋根の人里離れた水車小屋の絵を見て、何か理由は分からないけれどもこの絵を見ていると心が癒されて人に対して思いやりの心が出てくるのですとおっしゃった方に出会いました。よくよくお話を聞いて見ますと幼いときによくお兄さんとこの風景と似た場所で遊んでいたと言われるのです。よく、フラッシュバックといいますが絵の持つ力の一つといえそうです。自分で話されながら今更ながらに自分で納得されていらっしゃいました。 不思議な出会い
私自身も4年前に不思議な出会いをいたしました。それは、広島で開催されたアジア平和美術展の来場作家として来日しておられた金 敬烈画伯の絵を見たときのことでした。リアルキムと言われるほどに、透徹した観察力、天性の描写力と感性とによって見事に描かれていました。一見すると何か寂寥感が漂うように見えますが、観れば観るほどに内側から湧き上がる力強さ、何にも屈することのない不動の意志を感じることができた初めての体験でした。
その絵は、“ジャンスン”という聞きなれない画題でした。画伯にこの絵を観ていると何故か理由は判りませんが、涙がでてくるのですがと尋ねてみましたら、この石仏は、よく韓国の奥深い村の入り口に建立してあるもので、男性を表す守り神と女性を表す守り神があり、村の安寧と福を齎す(もたらす)守護神であると語ってくださいました。また、この作家のさまざまなお話の中で最も印象的な言葉は、絶望さえも楽しむことであると語られたことです。そこに自分の理想・夢・願いを感じ絵画の持つ力、芸術の持つ無限の可能性を感じた出会いでした。
絆がより強いものに
また、絵という漢字は、“糸”偏に“会”と書きます。赤い糸で結ばれた運命的な出会いの話はご存知かと思いますが、一枚の絵を通じて大切な人への理解がより深まり絆がより強いものとなることがあるのです。夫婦だからと言って同じ絵を見て同じように感じ感動するとは限りません。ほとんどのケースでは、二人の選ぶ絵は全く違うことが多いのです。しかし、そのことが逆にお互いの理解を深めるよき絶好の機会になるのです。自分の選んだ夫、妻の今まで見えなかった本性の素晴らしさを一枚の絵を通じて発見するとき、嬉しさが込み上げてくるのです。よく子供が自分の両親を誇ることが最高の喜びである言われます。夫婦もそうではないでしょうか?
このページでは、今までにアールシュービ企画の展示会でご購入していただきましたお客さまからお聞きした中で印象的な出会いの声を掲載してまいりますので、ご期待くださいますようにご案内申し上げます。
美・愛・夢 大切な人と心踊る未来空間へ
アールシュービ |